last letter
「へー」
着いたのは、凄く、どこまでもきれいな海。
自転車からおりて海の方に歩く。何で…こんなに涙が出そうになるんだろう。
『ねぇ!ママ見て!!
すっごーいきれーだよぉ』
『そぉね。きれいねー
……この海はね。お父さんと出会った場所なのよ。』
奥底にしまっていた記憶がよみがえる。
「お……かさ…」
「え?」
「お母さん。おとうさ……ん、、」
「美帆?」
海から目が離せない。
「美帆。どうしたんだよ?」
『美帆。ごめんなさいね。
お母さん。お父さんのこと、、、』
「やめて……お母さん……」
『お父さんのこと、殺しちゃったの……
妹をよろしくね。……さようなら。美帆』
奥底にしまっておいたはずの記憶。
この海は……わたしにとって悲しみしか生まない場所。
「助けて……行かないで…」
「美帆!美帆!しっかりしろ!」
「いやぁぁぁ」
「美帆!大丈夫だから!落ち着け!美帆!」
「はぁ、はぁ、はぁ、、」
鼓動がすこしづつ落ち着いてくる、
「大丈夫か?」
「……うん。ごめん。ありがと」
「良かった。」
キラキラときれいな笑顔。
雫。
私は今もあなたが好きです。
あなたはどうですか?
着いたのは、凄く、どこまでもきれいな海。
自転車からおりて海の方に歩く。何で…こんなに涙が出そうになるんだろう。
『ねぇ!ママ見て!!
すっごーいきれーだよぉ』
『そぉね。きれいねー
……この海はね。お父さんと出会った場所なのよ。』
奥底にしまっていた記憶がよみがえる。
「お……かさ…」
「え?」
「お母さん。おとうさ……ん、、」
「美帆?」
海から目が離せない。
「美帆。どうしたんだよ?」
『美帆。ごめんなさいね。
お母さん。お父さんのこと、、、』
「やめて……お母さん……」
『お父さんのこと、殺しちゃったの……
妹をよろしくね。……さようなら。美帆』
奥底にしまっておいたはずの記憶。
この海は……わたしにとって悲しみしか生まない場所。
「助けて……行かないで…」
「美帆!美帆!しっかりしろ!」
「いやぁぁぁ」
「美帆!大丈夫だから!落ち着け!美帆!」
「はぁ、はぁ、はぁ、、」
鼓動がすこしづつ落ち着いてくる、
「大丈夫か?」
「……うん。ごめん。ありがと」
「良かった。」
キラキラときれいな笑顔。
雫。
私は今もあなたが好きです。
あなたはどうですか?