「俺、好き通り越して愛してるかも。」






何が、と言いかける前に

彼の舌があたしの頬に触れた。



「何でソース、

そんなとこにつけれんの…?」



「し、知らないよっ…」





「ふ。でも可愛かった」


「……反則」


「何が?」


「何でもない…」



反則なのは拓斗のほうなんだけど…。



「飯食ったし、風呂かあー…」


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