「俺、好き通り越して愛してるかも。」





「何?」




気づいたら、

後ろに拓斗がいて、

髪から水が零れ落ちていた。



「……ごめん」




手紙を見せると、

拓斗の表情が、

どんどん赤くなっていく。





「馬鹿…」



そういって、

抱きしめられていた。


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