<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編
4人の過去
紀優side
水「紀優・・俺・・紗奈恵と付き合うことになった!」
紀「え!?ホント!?」
姉貴と水無月が相思相愛だとは分かってたけど、付き合ったのは本当に驚いた高1の冬。
紗「もう・・光流」
姉貴は普段見せない赤い顔が私の瞳に映る。
紀「祝福するに決まってるじゃん!!」
それに、姉貴と水無月は蘭華総長と副総長と言う事実が発覚した。
私は心の底から喜んだ。
でも、1つ引っかかったことは、此処に今、悠がいない事。
・・悠も水禽総長になったらしいけど行方不明になっていた。
2人は凄く仲が良く、すぐ近所でもお似合いといわれた。
紀「姉貴!!水無月のどこが好きなの?」
紗「え~・・全部!・・でも、光流はね~、優しくて、強くて・・頼りがいがあるんだよ!」
紀「へぇ~・・いいなぁ・・」
私にも恋人がいたらなぁ・・
そう言うと姉貴と水無月は悲しい顔をしていた。
私にはその意味が分からなかった。
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