<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編
医「・・最善を尽くしましたが・・」
病院へ運んだものの、既に、亡くなっていた。
水「・・そうです・・か」
紀「私のせいだ・・私がっ・・ああぁああ」
涙がボロボロと頬を伝う。
あの時、悠に言わなかったら、姉貴は撃たれたなかった?
あの時・・私が、蹴飛ばされても姉貴の傍に居れば徹に刺されなかった?
水「・・・紀優ちゃんは悪くないよ」
紀「やだ・・触んないでっ!!」
水「ッ・・」
私は水無月が差し伸べてくれた手を振り切った。
自分が嫌いになったとともに、・・男が怖くなった瞬間だった。
紀優side終わり