<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編





医「・・最善を尽くしましたが・・」






病院へ運んだものの、既に、亡くなっていた。







水「・・そうです・・か」








紀「私のせいだ・・私がっ・・ああぁああ」







涙がボロボロと頬を伝う。





あの時、悠に言わなかったら、姉貴は撃たれたなかった?








あの時・・私が、蹴飛ばされても姉貴の傍に居れば徹に刺されなかった?







水「・・・紀優ちゃんは悪くないよ」







紀「やだ・・触んないでっ!!」






水「ッ・・」





私は水無月が差し伸べてくれた手を振り切った。






自分が嫌いになったとともに、・・男が怖くなった瞬間だった。






紀優side終わり





< 13 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop