<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編
リクエスト Ⅱ また夢で会う日まで 辰喜side
辰喜side
紀「...きて、起きて、辰喜」
ユサユサと左右に揺らされ、重い瞼を開けると紀優がいた。
辰「どうしたの、学校は?」
時計を見ると8時を過ぎていた。
夜明けまで情報収集していたせいか、まだ体は怠く、
気を抜くとすぐに意識が飛びそうだ。
紀「そういえば、今日辰喜の誕生日だなって思って。」
あー、そうだっけ?
最近、日付感覚が無いんだよな。
今日は、4月9日なのか...。