<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編


プルルル




ハッとした。



視界に広がる見慣れた光景。





その瞬間に、あれは、夢だということに気づくと同時に脱力感に襲われた。




携帯が鳴っている。





辰「..はい」



重い体を起こして携帯の通話ボタンを押した。




如「如月です。朝早く申し訳ございません。――」




ピッと通話を終えた。




大した内容じゃなかった。




辰「あーーーーー」





携帯をほっぽり出してベッドにダイブする。




確か今8:00過ぎだった。



今日は、午後から出勤。




なんて夢を見たんだ俺は。





久しぶりに紀優を見た。
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