<完>孤独な姫さんは世界一の総長 番外編
友「他の奴らと遊んでる」
最近は、今まで死んだ組の奴らとか前の暴走族の仲間とかとつるんでて、騒がしい毎日を送っている。
竜輝はね。
俺は、違う。
慧「あの時の、離れないんだ?」
チクンと心臓が傷んだ。
死んでるのに不思議だ。
友「別に」
今の俺にとって、それが精一杯の返答だった。
慧「知ってるよ」
友「何を?」
フッと鼻で笑った。
慧「その気分を味わっている人、味わっていない人、どっちが幸せなんだろうね」