ウラオモテ
ウラ
やっと夏休みが終わる。

今年の夏休みは散々だった。ずっとゆうしに振り回されてた気がする。おかげで自分のやりたいことができなかった。

今日はあいつのせいでする暇もなかった宿題を終わらせよう。




終わったのは6時。俺は寝ないで学校に来た。

「おーい!せいや!」

うわ、朝からついてないな。

「お、ゆうしじゃん!夏休み楽しかったな!」

ゆうしはさぞかし楽しかったろう。俺のおかげだな。

「うん!今日から学校とか萎えるね〜」

俺は朝からお前の顔見てもう萎えてるよ。

「だなぁ。いっそのこと休んじゃえよ(笑)」

俺にその面見せんじゃねぇよ。学校来るな

「それができたらどんだけいいことか...」

そろそろチャイムが鳴るな。


キーンコーンカーンコーン

やっとチャイム鳴った。

同じ教室ではないのが唯一の救い。さっさと教室戻ろう。

「じゃあな!また話そーぜ!」

俺は嫌だが適当に返事だけして教室に戻った。
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