一途な執事はいかがですか?
「お嬢様!!!もう時間ですよ!」


じいやに起こされ、自分がいつのまにか寝ていた事に気がついた。けっこうな時間がたっていたらしく、もう外が暗くなり始めている。


「じいや、新しい執事がくるのって何時だっけ?」


「6時でございますよ!!」


「ふーん……で、今何時なの?」


「ただいま5時57分ですよ!!!」


「た、たいへんっ!!じいや、なんでもっと早く起こさなかったのよ!」

「お嬢様がおきなかったんですよ~」


「あぁぁ!!もう、いいわ!!準備手伝ってちょうだい!!」


「か、かしこまりました!!」


こんな姿で会うなんて絶対いや!!
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