一途な執事はいかがですか?
なんとか身支度を整え、じいやにさよならをし、あとは新しい執事を待つだけだ。
するとすぐにノックの音が聞こえ、パパと一人の男性が入ってきた。
「彼が新しい、恋の執事だ。」
パパがそう言うと、スラリとした長身をゆっくりと前へ倒し、
「初めまして、お嬢様。立花律と申します。これからどうぞよろしくお願いします。」
と言い、すっと顔をあげた。
顔ちっちゃっ!!
あやうく声を出すところだった。
それにしても、黒ぶちメガネの奥には少したれ目の目が、小さい鼻、形のよい唇。
これは俗に言うイケメンというやつだ。
ま、それは私にとってはどうでもいい。もっとじいやみたいな人かと思ってたのに………私が納得するまで認めない……いや、認めたくない!!
「あなた、そんな若くて大丈夫なの?しっかりしてよね!!」
「おいおい、まだわからないだろうが。彼はすごいんだぞ。執事の中でも超エリート執事なんだからな。大丈夫だ。」
パパはそんなこと言うけど…でもまだ信じられない。
「旦那様、やめてください。お嬢様、僕も認めていただけるよう頑張りますね。」
無表情で言われたって……ねぇ。
「できるもんならやってみなさい!!」
こうして、私と新しい執事との生活が始まったのだった。
あぁ…不安。
するとすぐにノックの音が聞こえ、パパと一人の男性が入ってきた。
「彼が新しい、恋の執事だ。」
パパがそう言うと、スラリとした長身をゆっくりと前へ倒し、
「初めまして、お嬢様。立花律と申します。これからどうぞよろしくお願いします。」
と言い、すっと顔をあげた。
顔ちっちゃっ!!
あやうく声を出すところだった。
それにしても、黒ぶちメガネの奥には少したれ目の目が、小さい鼻、形のよい唇。
これは俗に言うイケメンというやつだ。
ま、それは私にとってはどうでもいい。もっとじいやみたいな人かと思ってたのに………私が納得するまで認めない……いや、認めたくない!!
「あなた、そんな若くて大丈夫なの?しっかりしてよね!!」
「おいおい、まだわからないだろうが。彼はすごいんだぞ。執事の中でも超エリート執事なんだからな。大丈夫だ。」
パパはそんなこと言うけど…でもまだ信じられない。
「旦那様、やめてください。お嬢様、僕も認めていただけるよう頑張りますね。」
無表情で言われたって……ねぇ。
「できるもんならやってみなさい!!」
こうして、私と新しい執事との生活が始まったのだった。
あぁ…不安。