新学期はキミを
「 こんにちは!白坂 雪です。よろしくお願いします。」
「 水城 洸( みずき こう)です。こちらこそ、よろしくお願いします。」
「 雪ちゃん!水城くん、雪ちゃんが休んでる間に入った大学生!」
店長が間に入って紹介をする。
「 雪ちゃんには在庫管理頼んでるから、水城くんも後で聞いといてくれる?」
「 分かりました。」
「 じゃ…、じゃあ、夕方の空いた時間にチェックするとき声かけますね。」
「 はい、よろしくお願いします。」
雪は大学生と話すのが初めてだったので緊張していた。
それに、洸を妙に意識してしまう自分がいた。
( 水城さん……かっこいいかも、、)