新学期はキミを




「 み……水城さ…





「 送ってくよ!」




声をかけることに必死だった雪は理解出来なかった。



「 え……!?」



「 いつも、帰り道大丈夫かなって心配だったんだよね。」



( やばい……心配……!?


ちょーーーー嬉しいです!!!)




「 じゃあ…、お、お願いします。。」




嬉しさと恥ずかしさで顔が赤くなった。


隠すように口元に手の甲を当てながら言った。



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