新学期はキミを



「 ……。じゃ、私、電車来るから…」




「 あぁ、分かった、じゃーな!」



「 うん。じゃあね、湊。。」





相変わらず、小柄な彼女の後姿が君と重なったんだ……






その日の夕方に元カノから会いたいと言われた。



断る事も出来たはずだけど、俺の良心とやらがそれをさせなかった。





俺は絢と、ちゃんと向き合うべきだったから。


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