新学期はキミを



「 結構、帰り遅いよね?……」



「 秋斗が自転車で送ってくれるってゆうから、とりあえず、頑張る!!」



「 そっか! 秋斗、何気に優しいね!」



「 ……うん。」




なんだか、咲の顔が赤かった。



雪は、それとなく二人の関係に気付きはじめていて、二人を影ながら応援している一人だった。



午後のLHRの時間でたこ焼き屋に決まった!



席替えをして席が前後になっても、湊が後ろを振り向く事はなかった。
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