新学期はキミを
「 お父さん、昨日は何にも言ってくれなかったんだよーーー?」
「 そうなの?」
「 うん! 何か話した?」
「 んーー。まぁ、雪には言わないけど」
「 えぇーー!?
今から、そうゆうのがあるのーー?」
「 ぷっっ、何、今からって……笑」
「 私、これからも、湊くんと一緒にいたいです。」
そんな……
そんな、可愛い顔で言わないでよ…
俺は雪にキスした。
「 俺も、末永ーーーーーく、
隣にいたいんだけど?」
「 じゃあ、一緒だね!!」
「 ゆき……」
「 誕生日、おめでとう……」
俺たちは、キスをした。
いっぱい、いっぱい。
《 end 》