I'm crazy about you.
「俺のペースにしていい?」
言うより早く、京輔の腕が私の腰に回って、そのまま体勢を入れ替えられて、またも下から京輔を見上げる状態。
膝の裏に両手を掛けて、そのままグイッと押し上げられた。
「あっ…」
体位が変わって京輔の熱の先端がさっきとは違う所を擦り上げる。
私のナカいっぱいに京輔がいるのが分かって、嬉しくて笑った私を見て京輔は眉間に皺を寄せた。
「随分余裕じゃねぇかよ…」
「ちがっ…ひゃぁっ…」
グッと身体に乗り上げるように突き上げてきて、突然胸の突起をギュッと摘み上げられる。
強い痛みに反して繋がった場所はキュッと締まって、京輔の存在を強く感じた。
京輔が好き。
ナカを擦られて、抉られて。ばかみたいに声を上げて。
会いたかった。抱き締めて欲しかった。いっぱい名前を呼んでキスして欲しかった。
幸せで。ただ、どうしようもなく嬉しくて。
京輔を感じながら私の頬を涙が伝った。