白と黒、そして白濁
「よし、今日から僕らは相棒だ。相棒は友達よりも強い絆で結ばれてるんだ。
僕は波飛(はと)だよ!お姉ちゃんは?」
「私は白。相棒かぁ!いい響き!
よろしくね波飛!!」
「うん!ところで白は年いくつ?」
「私は…」
そういえば私って自分ことをまったく知らないわ。黒なら知っているのかな?
「白?」
波飛が心配そうに私の顔をのぞきこんだ。
「ごめんなさい。私、自分のことをまったく知らないわ。黒なら知っているかもしれない」
私は苦笑いした。
「ふ~ん。その黒って人は白のなんなの?」
「私の兄よ。そう言ってた。優しいの」
「へー。でもその人が嘘をついている可能性はないの?」