コトノハアソビ

「離れろ!何すんだよっ!?」



どれだけ押されようが叩かれようが僕は哲也くんを離さない。

僕の体から広がる炎は、次第に哲也くんの服へと燃え移っていく。



気付けば他の友達はみんな消えていた。

助けを呼びに行ったのか、逃げたのかは知らない。


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