コトノハアソビ
「うわっ、見ろよ!コイツの下敷きアースファイブだぜ!」



【中学生でオタク】な僕は、当然のようにイジメの的だった。



この下敷きは僕の宝物だ。



そもそも、今叫んでいた哲也くんと一緒におそろいで買ったものなのに。



昔はアースイエローが大好きでよく一緒にアースファイブごっこをして遊んでいた哲也くん。



けれど、今の僕にとってはもうオンダンカー軍団の一員と同じようなポジションにしか思えなかった。
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