♀乙女座と吸血奇術師♂②
~ヴァルゴトマジカルヴァンパイア②~
「いや~、それだけこの女が危険な奴だって理解できてるのなら、安心したよ。
やっぱりこの案件、お前に頼みたい。」
「…い、意味分かんないんですけど~っ!
そ、それによくよく考えたら、私や礼士さんが動かなくても、この計画は、途中で破綻すると思うけど?」
「どうして?」
「だって、占いの本通りに事を起こして、華江さんがそれを信じ、精神的に追い詰められると言う流れは、まあ、まだ実行可能な範囲でしょう。
でも、一つだけその女にとって、どうにもならない事がある!」
「はいはい、何でございましょう?」
「それは…修二さんの心。
最後の締めが、修二さんが華江さんをふる様にし向けるですって!?
いくら何でも、人の心まで操る事なんて無理でしょう?
放っておいても、計画倒れに…」
「…ならないんだよ、残念ながら。
俺様のヒントから生まれた、この計画の締めに行われるトリックを用いれば、秋野修二の心がどう揺れようと、このままでは九十九パーセント、安華江に別れを切り出す流れになる。」
「まさか?神様でもない限り、人の心まで操作する事なんて無理…」
やっぱりこの案件、お前に頼みたい。」
「…い、意味分かんないんですけど~っ!
そ、それによくよく考えたら、私や礼士さんが動かなくても、この計画は、途中で破綻すると思うけど?」
「どうして?」
「だって、占いの本通りに事を起こして、華江さんがそれを信じ、精神的に追い詰められると言う流れは、まあ、まだ実行可能な範囲でしょう。
でも、一つだけその女にとって、どうにもならない事がある!」
「はいはい、何でございましょう?」
「それは…修二さんの心。
最後の締めが、修二さんが華江さんをふる様にし向けるですって!?
いくら何でも、人の心まで操る事なんて無理でしょう?
放っておいても、計画倒れに…」
「…ならないんだよ、残念ながら。
俺様のヒントから生まれた、この計画の締めに行われるトリックを用いれば、秋野修二の心がどう揺れようと、このままでは九十九パーセント、安華江に別れを切り出す流れになる。」
「まさか?神様でもない限り、人の心まで操作する事なんて無理…」