♀乙女座と吸血奇術師♂②
~ヴァルゴトマジカルヴァンパイア②~
「秋野修二は、実はものすごい金持ちのボンボンなんだが、いくら金を持っていたからと言って、何でも手に入り、幸せな訳じゃない。
…一度も、そんな事をしてもらった事は無いんだよ、コイツ。
よくいるだろ、忙しくて時間がない、なんて口癖の金持ちの、親。
そんな秋野修二の為に、今まで遠山恵美子の嫌がらせから守り励ましてくれたお礼の気持ちとして企画している、世界でただ一人、安華江にしか出来ないクリスマスプレゼントなんだ。
どうだ乙女座?彼女の、安華江の真心、守ってやりたいとは思わないか?
このままじゃ、彼女の真心さえも、あの女の破廉恥な計画によって踏みにじられちまうぜ。
良いのか、それでも?」
「…成る程。どうしてアンタが私をそこまで推すのか、ようやく解ったわよ。
良い訳無いじゃん!
この依頼、受けてやろうじゃないの!
…アンタからの挑戦も含めてね!」
凛とした態度でヴァンパイア礼士を見つめる、春子。
その春子からのまなざしを受けて、フッ、と微笑むヴァンパイア礼士。
-こういう、カッコイイ表情も魅力的なんだよね、コイツ。
さあ、俺様の依頼と挑戦、見事クリアしてみな!-
…一度も、そんな事をしてもらった事は無いんだよ、コイツ。
よくいるだろ、忙しくて時間がない、なんて口癖の金持ちの、親。
そんな秋野修二の為に、今まで遠山恵美子の嫌がらせから守り励ましてくれたお礼の気持ちとして企画している、世界でただ一人、安華江にしか出来ないクリスマスプレゼントなんだ。
どうだ乙女座?彼女の、安華江の真心、守ってやりたいとは思わないか?
このままじゃ、彼女の真心さえも、あの女の破廉恥な計画によって踏みにじられちまうぜ。
良いのか、それでも?」
「…成る程。どうしてアンタが私をそこまで推すのか、ようやく解ったわよ。
良い訳無いじゃん!
この依頼、受けてやろうじゃないの!
…アンタからの挑戦も含めてね!」
凛とした態度でヴァンパイア礼士を見つめる、春子。
その春子からのまなざしを受けて、フッ、と微笑むヴァンパイア礼士。
-こういう、カッコイイ表情も魅力的なんだよね、コイツ。
さあ、俺様の依頼と挑戦、見事クリアしてみな!-