♀乙女座と吸血奇術師♂②
~ヴァルゴトマジカルヴァンパイア②~
※※※※※※※※※
-くっそ~っ!まんまとはめられたわ、ヴァンパイア礼士の奴に!
一体でもどこに…-
-如何ですか~っ、クリスマス・イヴのパーティーに、このワイン。
試飲もやってま…-
-一杯もらえますか?
よ~し!気合い入れ直す為のこの一杯!
諦めずに行くわよ~っ!-
※※※※※※※※※
-てな感じで、酔っちゃった訳だけど、あれだけの量で酔うなんて、私お酒向いてないのかしら?
しかも、このサンタルック…
どこで調達してきたのかしら?
気付けば、いつの間にか…-
「…き、君はもしかしてあのと…」
「そんな事は、どうでも良いんです、ヒック!
クリスマス前夜祭なんだから、盛大に彼女の事ハグしてブチューって、やっちゃいなさいな!」
「えっ…」
「あ…」
突然の事過ぎて、言葉にならない、秋野修二と安華江。
そしてそれを遠目で観察していたヴァンパイア礼士は、はあ~っ、と、右手を額に当ててため息をついた。
-おいお~い…
頼むよ、乙女座ぉ~っ。
話がややこしくなっていくじゃねえか。
しかもまずいぜ、あの女、乙女座に関心を持ち始めてやがる…-
-あいつ、修二の知り合いか?
邪魔をするな!
一体、誰なんだ!?-
そんな二人の思惑も分かる訳の無い春子は、気持ちよく酔いしれながら、さらにペチャクチャしゃべり始めた。
-くっそ~っ!まんまとはめられたわ、ヴァンパイア礼士の奴に!
一体でもどこに…-
-如何ですか~っ、クリスマス・イヴのパーティーに、このワイン。
試飲もやってま…-
-一杯もらえますか?
よ~し!気合い入れ直す為のこの一杯!
諦めずに行くわよ~っ!-
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-てな感じで、酔っちゃった訳だけど、あれだけの量で酔うなんて、私お酒向いてないのかしら?
しかも、このサンタルック…
どこで調達してきたのかしら?
気付けば、いつの間にか…-
「…き、君はもしかしてあのと…」
「そんな事は、どうでも良いんです、ヒック!
クリスマス前夜祭なんだから、盛大に彼女の事ハグしてブチューって、やっちゃいなさいな!」
「えっ…」
「あ…」
突然の事過ぎて、言葉にならない、秋野修二と安華江。
そしてそれを遠目で観察していたヴァンパイア礼士は、はあ~っ、と、右手を額に当ててため息をついた。
-おいお~い…
頼むよ、乙女座ぉ~っ。
話がややこしくなっていくじゃねえか。
しかもまずいぜ、あの女、乙女座に関心を持ち始めてやがる…-
-あいつ、修二の知り合いか?
邪魔をするな!
一体、誰なんだ!?-
そんな二人の思惑も分かる訳の無い春子は、気持ちよく酔いしれながら、さらにペチャクチャしゃべり始めた。