♀乙女座と吸血奇術師♂②
~ヴァルゴトマジカルヴァンパイア②~
「あのねえ、女の子ってのは、ヒック!
つ、翼を持ってる生き物なのよ。
な、何の翼か分かる~っ?
恋を求めて、羽ばたいていく、翼。
す、す、すっご~い速さでどこまでも飛んでいける、翼。
勿論、新幹線や、ジェット機なんかよりも。
…何時までも、はっきりしない男のもとに、その翼休める為に雨宿りなんか、しないんだから。
…ぼやぼやしてると、新しい恋求めて、飛んでっちゃうんだ・か・ら・ねっ!
しっかりしろ!好きなんだろーが!
そのメモ書きに書かれてあるレシピみて、何も感じない程、腐っちゃいないんだろーが!
だから、その子の事、『傷つける事』をためらってるんだろーが!」
「なっ…き、君は一体何者…」
「そんな事は、どうでも良いのよ!
…ここで本当に最低な奴に成り下がったら一生、そんな真心、手に入らないよ。
神様が、絶対に許さない…」
「き、君…」
その春子の言葉を聞いて、驚く秋野修二。
だが、それ以上に驚いたのはほかでもない、遠山恵美子だった。
-な、何だって?も、もしかしてあの酔っぱらい女、何故かは知らないが、私達のやろうとしている事を…
…知っている!?-
-言い過ぎだ、乙女座!
完全に今のお前…遠山恵美子にロックオンされちまったぞ!-
つ、翼を持ってる生き物なのよ。
な、何の翼か分かる~っ?
恋を求めて、羽ばたいていく、翼。
す、す、すっご~い速さでどこまでも飛んでいける、翼。
勿論、新幹線や、ジェット機なんかよりも。
…何時までも、はっきりしない男のもとに、その翼休める為に雨宿りなんか、しないんだから。
…ぼやぼやしてると、新しい恋求めて、飛んでっちゃうんだ・か・ら・ねっ!
しっかりしろ!好きなんだろーが!
そのメモ書きに書かれてあるレシピみて、何も感じない程、腐っちゃいないんだろーが!
だから、その子の事、『傷つける事』をためらってるんだろーが!」
「なっ…き、君は一体何者…」
「そんな事は、どうでも良いのよ!
…ここで本当に最低な奴に成り下がったら一生、そんな真心、手に入らないよ。
神様が、絶対に許さない…」
「き、君…」
その春子の言葉を聞いて、驚く秋野修二。
だが、それ以上に驚いたのはほかでもない、遠山恵美子だった。
-な、何だって?も、もしかしてあの酔っぱらい女、何故かは知らないが、私達のやろうとしている事を…
…知っている!?-
-言い過ぎだ、乙女座!
完全に今のお前…遠山恵美子にロックオンされちまったぞ!-