♀乙女座と吸血奇術師♂②
~ヴァルゴトマジカルヴァンパイア②~
「あんっ!」
春子は、ビクンとした。
とても敏感な、自分の左耳に、ヴァンパイア礼士が甘噛んできた。
春子は、全身をゾクゾクっと震わせ、後ろから抱き締めてくるヴァンパイア礼士から、必死に逃れようと試みたが、力強いヴァンパイア礼士の力にどうする事も出来ず顔を赤らめるしか出来なかった。
「ちょ…ちょっと…んんっ!
いっ、今の状況理解できてんのアンタ!
こんな事やってる場合…!
ええっ!?」
春子は、自分の今いる場所を見渡して驚いた。
(…う~ん、ふむっ、はあん!)
(ふう、ふう、ふう!)
(い…良いわぁ~っ。)
そこは丁度、秋野修二と安華江のいた公園の裏側(位置関係で言えば、秋野修二と安華江のいる場所と、ヴァンパイア礼士のいる場所の間に、遠山恵美子が潜んでいた木々は挟まれていた)であったが、この場所-
-中央の噴水を取り囲む様にして、複数のベンチが設置されている大きな広場であった。
だが、ここは夜になると、極端に人気が少なくなる事を良い事に、イケナイカップル達の、『夜の社交場』になっていたのだ。
「えっええっ(☆o☆;)!!?」
「ヤってる場合…でしょ!?
…安心しろ。あの女からしっかり守ってやるから、大人しくこの俺様に可愛がられていればいいんだ…」
そう言ってヴァンパイア礼士は、春子のサンタ衣装そして変装用カツラとメガネを取り上げると、後ろから春子に密着した状態でベンチに座った。
春子は、ビクンとした。
とても敏感な、自分の左耳に、ヴァンパイア礼士が甘噛んできた。
春子は、全身をゾクゾクっと震わせ、後ろから抱き締めてくるヴァンパイア礼士から、必死に逃れようと試みたが、力強いヴァンパイア礼士の力にどうする事も出来ず顔を赤らめるしか出来なかった。
「ちょ…ちょっと…んんっ!
いっ、今の状況理解できてんのアンタ!
こんな事やってる場合…!
ええっ!?」
春子は、自分の今いる場所を見渡して驚いた。
(…う~ん、ふむっ、はあん!)
(ふう、ふう、ふう!)
(い…良いわぁ~っ。)
そこは丁度、秋野修二と安華江のいた公園の裏側(位置関係で言えば、秋野修二と安華江のいる場所と、ヴァンパイア礼士のいる場所の間に、遠山恵美子が潜んでいた木々は挟まれていた)であったが、この場所-
-中央の噴水を取り囲む様にして、複数のベンチが設置されている大きな広場であった。
だが、ここは夜になると、極端に人気が少なくなる事を良い事に、イケナイカップル達の、『夜の社交場』になっていたのだ。
「えっええっ(☆o☆;)!!?」
「ヤってる場合…でしょ!?
…安心しろ。あの女からしっかり守ってやるから、大人しくこの俺様に可愛がられていればいいんだ…」
そう言ってヴァンパイア礼士は、春子のサンタ衣装そして変装用カツラとメガネを取り上げると、後ろから春子に密着した状態でベンチに座った。