手のひらサイズ
「お待たせしました。」
「おっ、うまそ!ふぁ〜ふ〜!ハジメ!
最高!美味いよ!田中?お前も
食べたら?」
「頂きます。ふ〜。パク…。美味しい〜
美味しいです。これ、簡単そうでとっても難しいんですよね。ソース作り。」
「瞳ちゃん?料理するの?」
「はい、家、両親が共働きだったので。家事は、私が。」

「良かったら、レシピあげようか?
簡単なやつなら…。」「はい、是非!」
またまた、ウインク!
ドキュンです。何か…不機嫌専務。

「ハジメ!ワイン!白!」
「はい、はい。」
ハジメさん、お店を閉めて、三人で飲みながら楽しい話に笑った。

あれ?ふわふわしてる。
「瞳ちゃん?寝てるぞ!」
「連れて帰るわ!ハジメ!サンキューな
うまかったよ。」「また、来いよ。」
「じゃ〜な。」

車に乗せて、「家どこだよ!おい!ダメだ。仕方ねえ。家連れてくか。」


ソファーにおろして
「おい!大丈夫かぁ?」
「ふぁ〜!あっ、すみません。ご迷惑おかけしました。帰ります。」
玄関へ向かう途中で…。
「待てよ。もう遅いから泊まっていけば
いいだろ。取って食ったりするか!チビのクセに。」
下を向いてしまう瞳。
「泣いてんの?ごめん、泣くなよ。」
「風呂沸かしたけど入るか?」
緊張して変な汗かいてるし、
化粧も落としたい。
「はい。お言葉に甘えて使わせていただきます。」
「ほら!着替えいるだろ!ちょとデカイが我慢しろ!」
私は受け取りバスルームへ。
浴槽に浸かり、
身体と髪を洗い温まって上がった。

「上がったか?髪乾かせよ、」
ドライヤーの風に気持ちいい。
ふっと意識が飛んだ。
「おい!風邪引くぞ!チビ!」
近い、近づきすぎ。

触れるようなkiss。驚いた顔したら
「して欲しそうだったから。」
「なっ!」私は、ソファーにブランケットを被るり横になった。
「ベットで寝ろよ!」「チビだからここで大丈夫ですから!」
ぐっと抱き上げられて。
ベットに…落とされる!
あれ?ふわっと降ろされた。
「おやすみ」
バタンとドアが閉まった。

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