poem

誤魔化し

あの時は淋しさを
一生懸命隠してたんです。
他の人で気持ちを
高ぶらせごまかしてたんです。
強がりの大好きな私は
弱い所を見せたくなくて
いつでも
笑って怒って楽しんでいた。

喜怒哀楽の哀だけ
必死で隠してました。


頼られるコトが多くて
頼るコトを忘れた。
甘えられるコトが多くて
甘え方を忘れた。

だから甘え上手に少し
嫉妬したりして。


無いモノねだりばかりして
自分を追い込んでいた。

誰かに一言
ゆってもらいたかった。


「焦らなくてイイよ。
素の君を見せてよ。」



ゆってくれるヒトなんて
いなかったケド…。

それを…
これから
必死に見つけるんです…。



2002.8.11
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