poem

待ちぼうけ


目のかゆみにも
恥ずかしさにも
あたしは耐えたよ
あなたが戻ると ずっと信じて
この雨でどんなに髪が濡れようと
どんなに体が冷えていこうと
あたしはあなたを待ちました
例えあなたが遅れて来たって文句は言わないよ
どんな理由だって怒らないよ
ただ来てくれれば
あたしに会いに来てくれれば
今日の雨は
いつもより冷たいね
これもあなたの仕業かな…



10.22
< 73 / 92 >

この作品をシェア

pagetop