モバイバル・コード
──『おめでとうございます。Bチーム【Univers】がチェックポイント3を通過しました』
オレ達は、まだ1も突破していない。この状況で、もう3まで突破されている。
重い重圧がのしかかるが、考えを止めてはいけない。
チェックポイント2から、1時間近くは経過している。『マモル』達は、100%完璧な突破方法を、構築したわけでは無さそうだ。時間のバラツキが証明していた。
「よし、これでOK……。ねぇ。龍ちゃん。壁の妨害装置って、電波調整しているんじゃないのかな?」
──『電波調整』
「もしかして……この『白い部屋』って、目の前の壁は全く意味が無いもの……なのかもしれないな」
「うん…壁の近くだと、サイトに接続するのが遅れる理由は、なんとなく分かる。『妨害電波』が出てるからだよね?何の為に、妨害しているのかって……考えたら」
──『答えを導き出させるため』
オレと愛梨の声が、重なった。二人ともピンと来たという事は……。
──『ブブブーンブブブーン』
オレ達は、まだ1も突破していない。この状況で、もう3まで突破されている。
重い重圧がのしかかるが、考えを止めてはいけない。
チェックポイント2から、1時間近くは経過している。『マモル』達は、100%完璧な突破方法を、構築したわけでは無さそうだ。時間のバラツキが証明していた。
「よし、これでOK……。ねぇ。龍ちゃん。壁の妨害装置って、電波調整しているんじゃないのかな?」
──『電波調整』
「もしかして……この『白い部屋』って、目の前の壁は全く意味が無いもの……なのかもしれないな」
「うん…壁の近くだと、サイトに接続するのが遅れる理由は、なんとなく分かる。『妨害電波』が出てるからだよね?何の為に、妨害しているのかって……考えたら」
──『答えを導き出させるため』
オレと愛梨の声が、重なった。二人ともピンと来たという事は……。
──『ブブブーンブブブーン』