。o○しゃぼんだま○o。
 『ねぇ?泣かないで?このおそろいの
  しゃぼん玉あげるから。・・・莉緒奈ちゃん。
  いつまでも僕の事を忘れないで?』



 『ぅん・・・。ありがとぉ・・・。ぜぇっっったい
  忘れないよぉ・・・・・・。ねぇいつかまた会える?』



 『うん。いつかきっと会えるよ。
  それまで待っててね?』



 『ぅん・・・。待ってる。いつか会える事
  ずっと・・・ずっと・・・待ってるから。』



 『それまでお別れだよ。じゃぁね。バィバィ。』



 『ぅん。バィバィ。修司くん。』



 そう言って彼方はしゃぼん玉のように姿をけしたよね。



 彼方とお別れしたのっていつだったかな・・・。



 小学生の頃だったよね・・・・・・。



 ちょっと早いあたしの初恋のヒト修司くん。



 幼稚園に入園する前からずっと一緒で



 お家もお隣さん。



 毎日のように一緒にいたあたし達2人。



 遊ぶ時は必ずしゃぼん玉で遊んでたよね・・・。



 修司くんもあたしも大好きなしゃぼん玉。



 あたしが今でも好きなのは変わらない。



 




    

      
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