溺愛宣誓
「いやぁ~ん。赤くなってもじもじしている先輩が鼻血出るほど可愛いっ!!!でもそれが兄貴の所為かと思うと腹立たしい―――っ!」
一人でもんどりうっている市姫さんは置いといて…。
「え、えっと…色々、優しくされてマス。」
「リア充爆発しろ。で?もっと詳しく!!」
「え?えー…えっと、ご飯を一緒に食べて…後はお菓子だしてもらったり、紅茶出してもらったり。」
「紅茶やお菓子で寝不足になんのかアンタは。私が聞きたいのはそこじゃない!」
「えぇ~………」
どうしよう。
これを告げると私のダメな所を晒す事になりそうな…
でもこの勢いの保奈美ちゃんに敵う気がしない。
それで渋々と重い口を開けた。
「てれびげーむをしております。」
「「…………………………はぁ?」」
ああ!
やっぱり二人とも呆れた顔した!!
だから言いたくなかったのに!