桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
ガンッ!!

圭斗の壁を殴る音が
やけに大きく響いた。


強く風が吹いて、
雨が降り出した。


「っ...
日和を運ぶぞ」


なにも状況はわからないまま、
とにかく日和を倉庫まで運ぶことにした。





何でだよ...

日和、笑ってただろ?

何で頼ってくんなかったんだよ...


こんなになるまで、
ため込んでんなよ...!



溢れ出す思いは
自分の中で渦巻いた


宏明side end
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