桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
「…大丈夫」
ふっと柔らかくなった声。
「お前らなら、それが出来る。」
っ!!!
その言葉が、脳に伝わって、
意味を理解した瞬間。
思わずバッと深い礼をした。
同じ角度で同じタイミングで。
ほかの四人も、礼をしていた。
ポン、ポン、と頭に春樹さんの手が乗って。
物音にフッと顔を上げた時には
春樹さんはもうドアを出ていくところだった。
圭斗side end
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