桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)






ガチャッ



ノブの回る音に
ビクッと体を固まらせる。


音と共に入ってきた春樹さん。


「…春樹、気を遣いなさいよ、気を!」

そう言いながらそっと頭を撫でて
絵里さんが立ち上がり
傷の有無とかを説明する



春樹さんは
そこから一言二言言葉を交わしたあと、
スッと私の目の前に膝をついた。



「っ!」



思わず肩に力が入る
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