桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
何で?

わかんないよ....

何で、
いつもは言い返さないのに...







「そんなわけないでしょ!?」

「調子にのらないで!!」

ドン!!


「ウッ....」

お腹を殴られた。


「良い気になって...
偉そうに...!!」

「イッ....」

蹴られた。


次々に痛みが降ってくる。


何も、言えない。

抵抗、できない。


やっぱり、私はこうなんだ。


どうして?

私、何もしてない...!!


リーダーらしき人が、
私めがけて殴ろうとしてきた。



「っ...!!」


諦めて、痛みを覚悟した時。


パシン...


乾いた音が響いた。

「っ...?」


そっと目を開けて前を見る。


「!?」
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