桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
「何やってるの~?」

私の横で、
腕を伸ばして
その女子の手を
受け止めているのは...


「え...
飛鳥様!?」

周りに居た人たちが
サッと青ざめる。


「な..
どう、して...」

「俺?
俺今日係の仕事あってさ~」

そう言って笑顔を浮かべている。


「う...あ...」

目を泳がせる女子。

「いっいこっ!!」

通常校舎に走るようにして
バタバタと全員がいなくなっていく。

「どう、して...
私なんか...」

「大丈夫?」

しゃがみこんでいる私に
目線を合わせるように
しゃがみこんだ東野君。


「抵抗しなきゃ、
ずっとやられるよ?」

そう言った。


.....


...



..........




.......



..

「......じゃない」
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