桜色の恋 （龍と桜とロボットと。）

しばらくみんなで話していると。

コンコン、

ノックの音が聞こえた。

「なんだ」

「涼さん。
結構な数集まりそうなんですが...」

「入れ。」



失礼します、といって入ってきた、

弘樹君。


「...。
こいつ、橘　日和。

俺らの、姫にしようと思ってる」

涼が静かに言った

「やっぱり、
そうだったんですか。」

！？

「みなさん、
女に近づいたりしないのに
構ってるし。

きっとそうだろうなって」


みんな驚いてたみたいだったけど、

「さすが弘樹」

宏明がそういって
ほめた。

「日和。
自己紹介。」

涼に言われて
立ち上がった。


「あ、え、っと..
橘、日和です。」

「よろしくお願いします。
日和さん。
...橘さん、って呼んだ方がいいですか？」

敬語でそう聞いてきた
弘樹君にびっくりした