桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
そんなある日のことだった。



朝。



登校してきて、靴箱を開ける。



!......



一枚の紙が入っていた。


カサッ...


おそるおそる、手に取って開く。


「っ!」




――龍桜様に、近づくな――




やっぱり....

くるかとは、思っていたけど。









...大丈夫。

怖くない。


誰かに見られるのが怖くて、
そっと制服のポケットに紙を入れた。





「...大丈夫」

小さくそう呟いて、教室へ向かった。
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