桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
いつもは長いはずの授業が
こんなにも早く終わるなんて。

終わってほしくないと思うと、
あっという間に終わってしまった。



クラスの人たちが
お昼を食べようと移動し始める。



教室を出て、屋上に向かった。










ギィィ...


重苦しい音を出して
きしみながら開いた屋上への扉。


「「日和!!」」


「圭斗。卓也。」


みんなに近寄った。


「遅かったな?」


「あの...
多分今日は一緒に食べれないかも」


「?なんでだ?」

「先生に呼ばれてて...

仕事があるんだ」


みんな、納得したような顔をした。

「そうか...
わかった。

終わったら来いよ。
休み終わるまでは俺らここに居るし」


そう言った涼に頷いて扉に戻る。

「じゃあ」

「「「「「おう!」」」」」

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