桜色の恋 (龍と桜とロボットと。)
.....
「.....っ、はぁ..」
ごめんね、みんな。
少し急いで空き教室に向かった。
がらら...
「遅かったじゃない」
「何やってんのよ」
「待たせないでよね」
4、5人の女子達が部屋の中に居た。
「すみません」
小さく謝った。
「呼ばれた理由、
わかるよね?」
...
「....っ龍桜...」
「そーそー!!
わかってるんなら話が早くて良いや」
そういって
ドアのすぐ近くに居た私の腕を掴んで
部屋の真ん中に連れてこさせた。
「..あんたさぁ、
何様のつもりなの?」
「何で龍桜様に近づいてるのよ!」
「ロボットなんだからさぁ...
おとなしくしててくれないかなぁ?」
一人の女子が髪を掴んできた。
「っ...!」