まずは完結おめでとうございます。
主人公の美紀は暇さえあれば訪れる公園で通天閣の絵を描いている高校生。
絵を描いている時に出会った車椅子の少年・智君、そして大学生の新太郎さん。
美紀はいつしか新太郎さんに恋心を抱くようになるが…
こちらの作品は沢山の愛に溢れている作品です。
美紀の幸せを願う、そんな智君の粋な計らい、そして優しさ。
読み進めていく中で智君の異変に、智君と交わした言葉を思い出す度に苦しいほど切なく、そして涙できると思います。
また障がいを持たれている方と共存していく、そのことについても考えさせられる作品だとも思っています。
きっと、こちらの作品は私の本棚に残り続ける作品だと思います。