You got a mail
内心では少し後悔している

千載一遇のチャンスを
逃してしまったぁあ゛

チクショウ…

環は抱きついたまま
僕の右肩に頭を乗せる

ゆっくりと幸せな時間が
過ぎていった

***

帰宅すると
環の前では
見せなかった疲れが

ドッと出てきた

よろよろ風呂に入り
そのままベッドに倒れ込む

僕はそのまま
環からメールが来たことに
気付かず

眠りへと落ちていった

僕はその時
環からのメールへの対応が
どれほど大切か

分かっていなかったんだ
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