White Daring


考え始めてはや、
30分……

《 PPPPP… 》

[ 着信 ミツキ ]

あ、ミツキだ、
「 もう!! あかね!!なにしてんの!!
まーたアンタのことだから海で黄昏てるんでしょうけど!!まったくも~… 」

ミツキとんでもなく早口だし
声でかいしもうなんなの。

そんなミツキの声を遮って、

『 あ、ミツキ?
なんか調子悪くってさ、
悪いけど帰ってゆっくりするから
リクに伝えといて 』

とりあえず、たまり場に連れていくのにはだいぶ迷惑かけるしね。

こっからじゃああたしの家が1番近いし、親は父親の単身赴任で母親も着いて言ったから実質1人。

姉もいるけど、その1人の姉は世界を飛び回ってて今はどこだったかな?

まぁいいや…
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