White Daring

その言葉にうっすらだけど、
ハルは笑ってくれた。

そして口を開いた。
「 …なぁ、あかね
俺はココに居ていいのか?、」

すこし、躊躇いがちだけど、
すごく苦しそうだ。
なにか訳がありそうだけど、
今は言えない事情なのか。

『いいよ。気がすむまで、
ハルがいたいだけ居ていいよ。』

と微笑むと、
ハルは安心したように、
ハルも微笑んだ。

< 27 / 28 >

この作品をシェア

pagetop