こっちを向いてよ、ダーリン!
待っていたとばかりに震える肩先。
さくら色に染まった頬があまりにも可憐で、もっと乱してしまいたくなる。
吐息を堪える顔がたまらなく愛しいから、ついいじめてしまいたくなるんだ。
「こんなところじゃイヤ」
お望みとあらば……。
「それじゃ、ベッドに移動する?」
既に足元のふらつき出した沙羅を引き寄せると、恥ずかしそうにコクンと頷いた。
―fin―
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