禁断恋~夜風に想いをノセテ~

『ねぇ、風。ド素人じゃないといえど・・私たちって素人みたいなものだよね?大会なんか出て大丈夫かな?明くんガッカリしちゃうかも。』


明くんとの待ち合わせ場所に向かいながら風と話をする。


『だな。でも明はそれでも大会に出たいんじゃねえか?最後の大会にぐらいさ。』

『そっか。それもそうだよね。明くんにはお世話になったしね!明くんに尽くしましょう。』


尽くす?

なんか意味が違うか・・。

ま、いいや。


『あっ、そーだ。今度また明んち泊まるぞ。』

『へ?!』

『久実ちゃんが寂しいから来て~だってよ。』

『行く!!くぅちゃん可愛いし!』


やった~。

くぅちゃんとお泊り~。

くぅちゃんって妹みたいで可愛い。

だから大好き。

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