禁断恋~夜風に想いをノセテ~

『おっ!いたいた。』


風と私が待ち合わせ場所につくと明くんが走ってきた。


『明、おせーよ。どうせ久実ちゃんにいつもの台詞言ってたんだろ?』

『明くんおはよう。』


風が言ったいつもの台詞っていうのは・・。

戸締りはしっかりとか変な人についてったらダメとか・・あとは忘れ物しないように!とか。

明くんちはくぅちゃんと2人暮らしだからどうしても過保護になっちゃうんだって。

私もあんなに可愛い妹だったら過保護になるかも・・。


『おはよっ!風、夜ちゃん。』


明くんは朝から元気だなぁ・・。


『今日からよろしくね!』

『こっちこそ一緒に大会目指してくれてありがと!』

『まぁ、厳しく指導してくれ。』


厳しくって・・。

風、余計なこと言わないでよ。

でもまぁ・。

鈍ってるしね。

しっかりしごいてもらいましょう!

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