禁断恋~夜風に想いをノセテ~
『ん~!外って気持ちいいね!』


玄関の前で夜がそういいながらのびた。


『そうだなぁ・・。22時だし涼しいもんな。』


今の季節は暑い。

だから昼間よりも夜に外出が増えた。


『ねぇ、お買い物するんだったら少し遠めのスーパー行かなきゃいけないよね。』

『そーだな。』


22時だとここらへんのスーパーは閉まってる。


『自転車2人乗りするか?ここらへんは警察とかいねぇし。』

『うん!あ、でも・・・私重いかも。』


夜が苦笑いしてる。


『あのなぁ、俺の力と体力なめんな!ほら、行くぞ。』


俺は自転車を出した。


『速く乗んねぇとおいてくぞ?』

『えっ!ちょっ待ってー!』


夜は後ろに乗った。
< 4 / 30 >

この作品をシェア

pagetop