禁断恋~夜風に想いをノセテ~
『風、重くない?』


俺と夜は買い物を済ませて今は自転車の上だ。

結構食品を買ったため自転車に乗り切らなかったから夜が1つ手で持ってる。


『俺は平気だよ。夜のが重くねぇか?膝に荷物乗せてるし。』

『大丈夫だよ!』


俺は夜の声が聞こえると自転車を出した。


『きゃー!涼しい~!』


下り坂になると夜は俺の後ろで騒ぎ出す。


『風好き~!』

『き、急に何言ってんだ?』

『吹いてる風のこと~!』


・・・。

やられた。

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