禁断恋~夜風に想いをノセテ~

ダンス同好会

-夜-

『はぁ~・・。大会出たいな。』


今は明くんの家にいる。

さっきから明くんはずっとそう言ってる。


『なんの大会に出たいの?』

『ダンス・・。』


そういえば明くんダンスやってるんだもんね。


『そういや後半年くらいで大会だっけ?』


風が明くんに聞く。


『そうなんだよ~。3人以上じゃないと出れないんだよな。』

『俺らの学校はダンス部ねえもんな。』

『顧問がいないから作れないんだよな。だから俺1人でダンス同好会。』


明くんは寝そべって天井を見上げた。


『むしろ会じゃねえか。』


明くんは目を閉じた。


『俺、一緒に出てやろうか?』

『え?!』




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